厚生年金制度について

 厚生年金基金制度は企業年金として、国の厚生年金の一部(代行部分)を国に代わって運営し、加入員へ支給するとともに、独自の上乗せ給付を行うことにより、従業員に対してより手厚い老後所得を保証することを目的としています。
 厚生年金基金は、老齢厚生年金の報酬比例部分のうち、再評価・スライド分を除いた部分について、代行給付を行います。これにより、厚生年金本体(国)においては代行部分に要する費用が不要となるので、この分の保険料払込みが免除されます。これを、「免除保険料」といいます。また、基金は代行部分に上乗せして支給する年金・一時金があります。

●基本年金(代行部分+プラスアルファ)
 基金は、国の老齢厚生年金を代行し、年金額やうけられる条件にプラスアルファをつけます。これが「基本部分」で、基金の加入期間について「基本年金」をうけることができます。この基本年金の年金額は、国の老齢厚生年金の計算式に準じて決められますが、年金額・うけられる条件ともに国の年金よりも有利になっています。
●加算年金
 基本年金のほかに、さらに基金独自に設計して上乗せする年金・一時金があります。この上乗せ部分が「加算部分」で、基金の加入員期間が15年以上なら加算年金(または選択一時金)として、加入3年以上15年未満なら脱退一時金(または企業年金連合会より通算企業年金)としてうけることができます。

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