◆長期運営計画の目的
長期運営計画は、厚生年金基金が、自らの財政状況等の分析及び今後の事業運営のあり方の検討を踏まえた長期計画を策定し、長期的に持続可能な事業運営を図ることを目的としています。
自らのあり方の検討という意味で、長期運営計画は、運用環境の悪化(外的要因)など日本経済全体が等しく被った外的要因による積立不足等の解消よりも、予定利率等の制度設計、厚生年金本体の運用も考慮した運用方針、加入員数の減少等の基礎構造等の基金としての問題点(内的要因)を解消することが目的とされています。
このため、内的要因に関する対応策は策定する必要があるが、平成19年度及び20年度における運用環境の悪化に起因する積立不足の解消策を講ずる必要はなく、基金は掛金引上げが猶予されている期間内に対応策を準備し、期間終了後には可能な限りその実現に努めることとされています。